2008/04/19

斑鳩



血中シューター濃度が限りなく0に近い俺だが、とりあえず確保した。世間では、移植度が低い、となっているらしい。う~む、そうなのか。ちょっと調べてみたが、目につく違いがあるのは確かなようだ。


話は変わるが、シューターという人種は特殊である。その感性は常人の理解の範疇にはない、と俺は思う。わかりづらいたとえで申し訳ないが、俺の中では素粒子屋に近いカテゴリだ。秀才ではなく天才でなければ楽しむことすら著しく制限される世界、と言えばいいか。


とはいえ、俺にはこれを「これは斑鳩じゃなくて斑鳩(笑)」と表現する感性はわからない。これは、ランキングトップクラスに位置するプレーヤーのプロフィールに書かれているコメントだ。氏のリプレイを見たが、俺には何がどうなっているのかわからないくらい凄まじいものだった。すごすぎて「俺が全面クリアを目指すための教本」としては全くもって使えないくらいの差がある。そりゃ相当な思い入れもあるのだろう。氏のblogにはちゃんと「どこが違うのか」が指摘されているし、その観点からは批判もあり、かもしれない。


でもさ、俺にはこれが「劣化移植」だったり「やっつけ仕事」にゃ見えないんだよ。このリプレイ機能なんかホントよくできてると思う。そうすると、どっちかっつーと「作り手の愛情」の方へシンパシーを感じてしまう。Page Not Found - CNET Japanを見ると、どうも単なる完全移植以上のものを目指していたようにも受け取れる。それを自分の物差しだけで「(笑)」と表現することには共感しづらい。俺の感性だと、上の文脈における「(笑)」はただの侮蔑表現でしかない。わざわざこんなこと書いて、レッドブック記載種である自身をさらに追い込んでどーすんのさ。


もっとも、場合によっては文字通りの「完全移植」じゃないと使い物にならん、という話もある。たとえばゲーセンではなかなかチャレンジできないようなパターン構築に使いたい、とか。でも、その意味での「完全移植」をしようとすると、おそらく工数的に割に合わないケースが多いんじゃないだろうか。とくにディテール部分に関しては「意図せずにそうなっている」仕様ってのも相当あると思われる。そもそも、いま斑鳩が稼動中のゲーセンってどれだけあるの?って話もある。


と、それはそれ。


これがたとえば海腹川背Portableとか、Mr.Driller Onlineのオンライン対戦部分とか、GT5Pの完成度とかなら叩かれても仕方ないと思うし、そこに作り手の愛情なんて感じづらいよね。ミスタードリラーなんて絶対オンライン部分のテストプレイしてないもん。in vitroでチェックしてOK出しちゃっただろ、としか思えん。GT5Pは…「P」が取れたときの完成度によっては本体ごと買っちゃうかもね。Forza2で車ゲーに完全に目覚めちゃったからなぁ。でも作ってる奴の態度が…(以下無限ループ)。





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