2009/04/30

電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム ver.5.66



てなわけで、ついに配信されたので、さっそく購入してみた。


いや、これは懐かしい。とりあえずおれの愛機、アファームド・ザ・ストライカーを駆ってアーケードモードをプレイしてみる…むぅ、CPU相手に不覚をとるとは。ブラットス到達前に死亡とかありえねぇ。なんという人間性能の低下だ…しかし、今プレイしても古さを感じさせないのはすごいな。結局、まだタングラムを倒せていないorz


ま、どうせ対戦メインだってことで、何となく操作に慣れたところでオンライン対戦へ。マッチングにやや難があって、なかなか対戦できない場合があるが、いったん対戦が始まってしまえば信じられないほど快適なプレイが楽しめる。これはすさまじいぞ。ラグはほとんど感じない、どころかまるでわからない、と言っていいレベル。ドキャタンのころはKDDIの回線を使用しての対戦で、ラグも正直かなり気になるレベルだったことをおもうと夢のような環境だ。つか、対戦相手のタグを見ると、実績200ってひとがちらほらいるのがすごい。オラタンのためにXbox360買ったのか…さらにこのオン対戦、フレでXbox LIVEパーティーを組むと、メンバーがオラタン内ロビーに集まって自由に対戦できるというナイス仕様。できれば生観戦モードがほしかったが、ちと高望みしすぎか。


ただ、やはりというかなんというか、コントローラでのプレイはかなり難易度が高い。純正パッドの左右非対称なアナログスティックではおそらく無理と踏んでいたので、事前に「アナログスティックと十字キーの位置を交換可能なパッド(Saitek Cyborg Rumble Pad for Xbox 360® and PC)」を準備してあったのだが、これでもなかなか慣れない。自由に動き回れるようになるにはかなり高いハードルがあるなぁ。





2009/04/24

KILLZONE 2



あ、デモンズソウルはすげぇっすよ。KFシリーズ好きだった奴なら(さすがにあのまんまじゃないけど)これのためだけにPS3買っても後悔しないかもしれない。つかおれはこれだけでPS3買ってよかった、とおもっている(笑)


で、KILLZONE 2だ。体験版がはげしく微妙だったのだけど、何となく購入。いきなりオン対戦してみた。キャンペーンは後回し。デモンズソウルだけでも忙しいのに来週オラタンが来るので、やれるかどうかもわからんが…


ゲームはSF風味のFPSで、おそらくCoD4を意識している…とおもったが、開発期間を考えるとそれはないかもしれん。グラフィックは去年あたりまでさんざん煽ってた割にはそれほどでもない。いや、綺麗なんだけど、あれだけ煽ったからにはそれなりのモノを出してくれないと。つか、ゲーム中のグラフィックなんてディテールに無駄に拘ったりするより、60fpsをキープしてくれる方がよほどうれしいんだけどな。


ま、それはそれ。


このゲーム、個人的にはある一点において評価をかなり落とさざるを得ない。それは、




  • 右スティックに対する反応が遅れる。


    • 右スティック倒してから視界が動くまでにあきらかに体感できるレベルでラグが発生してしまう。

    • 反応が遅れる上にかるく慣性が利くっぽいのがまたひどい。




という点だ。オプションで感度調整してもこの遅れは変わらない。ただでさえPS3コンのアナログスティックはダメ度高いのに、これは正直致命的といっていいレベルだとおもう。なんでこんな仕様なのかまったくもって意味不明。これさえなければ少なくとも地味ではあるものの佳作と評価できたのだけど…とりあえず「こんなんでHalo3あたりと比較しちゃいけない」としか言えん。つか、あれは化物じみてるからなぁ。


とはいえ、ひさびさにFPSでオン対戦するのは楽しい。同時32人なのでかなり賑やかなのもいい。やりこみたいひとには大味だろうとはおもうが、さくっと軽くプレイする分には何の問題もない。で、とりあえず同ランク近辺のプレイヤーとマッチングする設定にしているのだけど、いまのところXbox360のプレイヤー層にくらべFPSに不慣れなひとが多い印象で、テキトーにプレイしてもそこそこのK/Dになっていた。Halo3とか最初からボコボコにされてたのになぁ、おれ。ま、ランクが上がればそこは地獄だろうけどね。





2009/04/10

デモンズソウル



で、とりあえずPS3で今一番やりたかったのがこれ。ハードなんて、やりたいゲームがあるから買うもんだよねぇ。最近、ゲハ的言説がゲハ以外でも常識っぽく語られていたりして違和感がありまくる。MixiのToVトピなんて酷いもんだった*1


ま、それはそれ。


とりあえず、導入部+α(最初のボスらしきもの撃破まで)をプレイ。ああ、これは「よい」フロムゲーだ。KFシリーズのあのテイストに近い「不親切さ」がたまらん。クソ面白ぇぞ。最初の最初で死にまくっているにもかかわらず、だ。




  • グラフィックは普通。


    • 雰囲気はよく出ていて、ゲームに合っているという意味ではよくできている。

    • KFシリーズをHD化したようなもの。



  • 操作性は良好


    • 操作に対するレスポンスがよく、純粋なアクションゲーム感覚での操作ができる。


      • 相手の攻撃モーションにあわせて盾や武器で弾くなども可能。


        • この辺は和ゲーらしいなぁ、とおもう。



      • とは言え、今のところ極端に反射神経が要求されるような感じではない。防御時のパリィがややタイミングとりづらいが、無理して払わずに受けてしまえばどうということはない。





  • 武器ごとにモーションが違うのは当然として、たとえば狭い場所で長物をぶん回そうとしても周りにぶつかってしまうなど、実際に「意味」を持っている。


    • パラメータ的にも比較的性格づけがはっきりしているので、プレイスタイル/敵の特性に合わせた武器選択が重要な模様。最終的には数種類の武器に収斂するかもしれないけどね。



  • 一応アクション「RPG」なんだけど、ブン投げっぷりが半端ではない。


    • SO4と比較するとその差は歴然。


      • この一点のみにおいても、いわゆるJRPGとは一線を画するものになっている。すばらしい。





  • 「マゾゲー」って評判だったのだけど、そんなにマゾいわけじゃないんじゃないか?


    • 死にまくるゲームだとは思うけど、その分デスペナが緩い。ゲームが進むと別なのかもしれないが。



  • オンライン要素がよく考えられている。


    • まだ全然さわりしかやってないから、ととりあえずエクスキューズをおいといて…

    • 基本的には、プレイを通して常にサーバに繋がっている。

    • で、徘徊幻影という「ネットワーク上でプレイしている他プレイヤーの姿が幻影として表示される」っつーシステムがある。とくに干渉できるわけじゃないんだけど、走っている方向などを見て「あれ?そっち行くの」みたいな感じで参考にすることもできる、らしい。


      • が、主に雰囲気を出すのがメインの目的なんじゃなかろうかとおもう。



    • もっと面白いのが、マップの至るところに残っている「血痕」。この血痕、実は他プレイヤーが死んだ場所をおおまかにあらわしており、触れるとその死の直前が(当該プレイヤーの行動のみがゴーストとして)リプレイされる。これ、何気にすげぇ機能だぞ。


      • 血痕の多い箇所はつまりみんなが死ぬ箇所なので「この辺に何かがある」ということが一発で理解できる。

      • 死に様リプレイでさらに「どうやって死んだか」がある程度わかる。



    • それに加え、床に定型文の組み合わせでメッセージを残すことができる。

    • こういう、比較的疎なオンライン要素、というのはゲーム中で機能させるのが難しいとおもうのだけど、これは見事だなぁ。

    • いわゆるマルチプレイっぽい協力プレイやPvPもあるようだけど、まだそこまで行ってないので略。




てことで、初見での印象はすこぶるよい。こうやって、既存ゲーのフォーマットを踏襲しつつも新しさを提示できるゲームが未だに出てくるのはすごいなぁ。和ゲーでもまだこういうのがちゃんと出せるんだ、とおもうと捨てたもんじゃないね。




*1:あれはバンナムのやり方も悪いが





なんだこの箱は…



てことで、PS3を買うた(笑)。とりあえず、明日撤退報道がなされても構わんし、値下げされても構わん、うはははは。で、Xbox360持ちから見た印象をつらつらと。




  • 箱を開けてみた。


    • 筐体デザインやらUIの感じやら、全体に漂う中二病テイストが鼻につく。ソニーっぽいと言えばそうなんだけど、昔はもうちょっと機能美的な何かだったよなぁと思うとちょっと悲しい。


      • でもメニューのフォントが小さいのは嫌いじゃないおれは中二気味。



    • 筐体のデザインは個人的にはかなり萎える。デカい上に曲面多用とかふざけてんのかと。


      • とはいえ、電源内蔵でこの大きさなら(サイズに関しては)仕方ない。



    • こうしてみると、Xbox360の筐体デザインはつまらないけどよくできているなぁ、とおもう。

    • 騒音、発熱はさすがに小さい。この辺はなんだかんだいってよくできている。


      • おれのXbox360は欠陥品と言われても仕方ない初期型なので、単純に比較はできないけどね。



    • USキーボードを繋げるのはおれ的に超高評価。Xbox360は(おそらく)本体の国設定でキーボード配列が固定される。せめて手動設定させろと。



  • いろいろ弄ってみた。


    • アドパ、まだプレイは試していないが、導入はあっけなさすぎるくらい簡単。ま、そりゃそうだよなぁ。UIは中二(ry

    • メディアプレイヤーとしては噂通り優秀


      • うちの液晶テレビには完全にオーバースペックな気がしてならない。う~む…次にTVを購入するタイミングはいつだろう…

      • ただ、おれは別にこの手の機能をことさらに欲しているわけではないのだけど。



    • ブラウザ重い。あっても構わないが、PC持ってるひとには耐えられない重さ。使うシーンがおもいうかばない。


      • Flash9に対応しているものの、ニコ動見たりするのは実用的ではない。



    • HOME、聞いてたより人が多かった。が、聞いてた通り作りがひでぇ。完全にOSに統合された形で、もうちょっとマトモなものなら色々可能性があっただろうに残念。この出来じゃよほどこの手のが好きじゃないと起動する気にならんっつーの。コミュニケーションがしたいならテキストチャットやボイスチャットさえあればいいし、仮想空間を散歩したいのならキャピタルウェイストランドの方が100万倍魅力的だ。

    • 体験版落とした後インストールが必要、って何の冗談かと。

    • ハードウェアレベルで、一点ひどい欠陥(呼ばわりしたくなるほどの欠点)が。どうやら音声出力が排他でしかできないらしく、HDMIとS/PDIFへの同時出力ができない。なにこれ?バカじゃねぇの?レベルの欠陥だとおもうんだが。ファームウェアでどうにかできないのかなぁ。

    • ひさびさにPSコン持ったが、今見ると前時代的だなぁこれ。ホールドしづらいし、何よりL2/R2のデザインが絶望的にありえない。


      • 十字ボタン以外はXbox360コンの方がはるかに優れている。とくに、アナログスティックとトリガボタンの差は歴然。左右非対称なのがゲームによっては問題になるが、PS3のコントローラはそれ以前の問題。






てな感じで、不満もけっこうあるのだけど、感心したところもあったりして。つか、ゲーム機は「そこでどんなゲームがプレイできるか」において評価されるべきだとおもうので、上に書いたことの多くは副次的なものでしかない。おれ的には、とりあえず今後数年の間にリリースされるコンシューマ向けゲームをほとんどプレイ可能になった、というのが重要。まぁ、でも同発マルチは(コントローラの出来とオンライン回りを考えれば)Xbox360版一択だよなぁ、とはおもう。





2009/04/04

きみとぼくと立体。



昨日、嫁さんと二人プレイしてみた。ああ、これじわじわくる(笑)


要は、一人プレイで二体同時投入していたニンゲをプレイヤーそれぞれが一体ずつ受け持つってだけ。ゲームのクリア条件は変わらないので、基本的には協力しあってプレイすることになる。しかし、ゲーム終了後「残ニンゲ数」「投入成功数」「ナイスプレイ数」の三軸それぞれについてどちらが上か数値化されるので、これで競うことを目的とした瞬間に協力、という単純な図式から外れてくる。「マリオブラザーズ」あたりの同時プレイのそれにやや似ているかな。まぁ、ゲーム自体な直接的なゲームではないので、あそこまで殺伐になるかはわからんけどね(笑)。「バルーンファイト」までいくとちょっと違うか、という感じ。

さすがに嫁さん相手に邪魔プレイをするわけにもいかないので*1、ひたすらクリア目指して、




  • 嫁さんが投入位置を確定

  • それに合わせておれ投入位置確定

  • 同時投入


ってのを繰り返していったのだけど、これだとそんなに会話しなくても淡々と進められたりする。もちろんわいわい騒ぎながらのプレイが楽しいのは確定的に明らかだし、ゲーム自体はコミュニケーションを比較的促進する方向なので、親子でやるのもよいんじゃなかろうか。で、これ見てるだけでも多分楽しい。むしろ「外野」の方がニンゲの動きの面白さに気付けてよいかもしれない。「あ、お前何勝手に動いてんのよ。ほらバランス崩れた…いやいやいやいや、そいつは助けずに無視してよ~」みたいな。一人プレイだと、慣れてくるまではなかなかニンゲの動きに目を向けられなかったりするので。


一人プレイの方はレベル4に入ったところ。そろそろ難しくなってきた。ちょっとずつ進めているのでペースは遅いのだけど、ま、ぼちぼち。




*1:他意はありませんゆえ、ゆめゆめ誤解なきようお願い申し上げる次第にございまする