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2009/05/13

Tom Clancy’s H.A.W.X.



ねぇ、あんなに煽りくれといて買っちゃうんだからねぇ。


てことで、とりあえずキャンペーンをクリア。難易度はデフォルトだったが、とくに無理ゲー臭のするミッションもなく、比較的苦労せずにクリアできた。結論から先に言うと、視点のアレが気にならないひとにはお勧めできる良作。個人的にはエースコンバット6よりもいい印象を持った。




  • 基本はエースコンバットみたいなもの、と言えば通じるはず


    • ごく大雑把には、あれのストーリーから「臭い」部分をオミットして、機種を大幅に増やしてやれば(ただしアンロック制)似たようなものになる。

    • キャンペーンミッションについて


      • ミッション数は19で、それぞれ比較的短時間で終わる。通しでやっても10時間はかからないとおもう。


        • これを多いと見るか少ないと見るかは微妙か。とはいえ、1ミッションの時間を無駄に長くしなかったのは正解だろう。比較的チェックポイントも多く入っており、撃墜された際もさほど巻き戻されることなくプレイができる。



      • バリエーションはエースコンバット6と大差ないが、ミッション間の難易度差がかなり緩め。


        • シチュエーション的には「燃える」ものが多いので、なかなかいい高揚感で遊べるんじゃなかろうか。

        • トンネル抜けはないが、「フラメンコ・サヴァイヴァー」リスペクト的なミッションはある。


          • デザイナーが「エリア88」を知っていたかっつーとわからんけどね。



        • メリハリに欠ける、とも言えるが、初見で「これ無理じゃね?」的なミッションがないのは個人的に好感が持てる。







  • マルチプレイはよさげだけど、ほとんどやっていない…


    • 「対決」モードはチームデスマッチのみで、4vs4対戦が可能っぽい。


      • まだプレイヤーマッチで2回ほどしか試していないので多くは語れず。

      • スコアを伸ばすとさまざまな支援効果を発動可能


        • EMP攻撃(機体の制御系を乱して失速させる。回復が難しく、多くは墜落させられる)とかぶっとんだものもある。



      • そんな感じで一件お祭りっぽいのだが、腕の差はかなり顕著に表われる模様。おれはたぶん適応できないままカモられつづける予感。



    • COOPは全ミッションで可能、っぽい。


      • ミッション開始時に設定しておけば、ゲーム途中に他プレイヤーが参加可能、らしい。

      • すくなくともエースコンバットのCOOPよりは期待が持てる、かな。

      • でも未プレイ…





  • 視点の話は後述する。が…


    • コックピット視点でHUD表示がない。いやいやいやいや…

    • アシストオフ(3人称)視点も同様。速度、高度くらい表示しろと。


      • てことでとりあえずはパイロット視点くらいしかまともに使えない。






で、しつこく視点の話。あの3人称視点を褒めているひともそれなりにいて、要は「空戦という文法内で簡単に無双するためにはよい視点」ということのようだ。しかし…




  • 3人称遠距離視点であっても、空戦レンジに比べれば「狭い」範囲しか視界内に捉えられないので、一度に認識可能なオブジェクトは1人称とさほど変わらない


    • しかも機体が小さいため自身の姿勢もつかみづらくなる。機首の向きとかすら正確に把握するのは大変。旋回しすぎなどでミサイルロックに手間取ることがままある。


      • これは慣れでどうにかなるとおもうが、まったくもって直感的でない。

      • とくに、夜間ミッションでこの視点にするとわけがわからなくなる。あ、これは空間識失調を再現するための(ry





  • 同様の理由で、付近の各脅威の相対位置がきわめて把握しづらい


    • 1人称視点なら自機の姿勢その他から、それぞれの相対位置を掴んで飛べるのに…

    • しかもカメラの自動移動が微妙なので、わざわざ外部視点にしておきながら敵を視野内に捉えられない場合が多い


      • 上下にパンするわけではないので、高度差があるとまるで表示されない


        • かといって、上下方向に振れるようにするとたぶん人間の認識能力を超える予感。すくなくとも激酔いすることは間違いない。








あたりの点は非常に気になる。せめて一人称視点での右スティックによる視点移動がもうちょっと大きく行えたり、パッドロック視点(ロックしているターゲットや飛来するミサイルなどを画面中心に捉えつづけてくれる視点)が実装されていれば…しかし、これはおれが「元フライトシムヲタ」だからそう感じるのかもしれず、なんとも難しいところではある。どのみち3人称視点がアシストオフという「機体性能に関わる機能」と独立していない時点で、ゲームデザインとして疑問なのは変わらず。つか、あの視点はリプレイでこそ見たい視点なんだよなぁ。コックピット視点でプレイしたあと、リプレイで「俺tueee」するための視点ね。にもかかわらず、リプレイ機能がひどく貧弱なのも残念。


とりあえずこんな感じ。ちとオラタンに忙しすぎてまったくプレイできていないのだけど、しばらくしたらまたプレイしてみようとおもう。





2009/03/13

Tom Clancy’s H.A.W.X.



知らんうちにデモ版が来ていた、つってももう1ヶ月以上前に来ていたっぽいが、まぁそれはそれ。とりあえずプレイしてみる。



……


………


だめだ、おれにゃ合わねぇ。期待外れもいいところだ。このジャンルは好きだが、これはAC6はおろかOverGと比べてもダメだ。




  • グラフィックはまぁ普通


    • 一応60fps出てるっぽいが、旋回すると一瞬ひっかかる感じになる。これはかなりストレス。

    • 表示オブジェクトが多いときのコマ落ちも比較的多め。


      • このへんは「体験版だから」かもしれんが、ネガティブイメージを与えるような体験版を出してどうする…





  • システムはある一点においてそびえたつクソ


    • 以下、ショックが大きいので雑な記述になっている。

    • 自機の操作にはアシストONとOFFの二種類あり(これは普通)、プレイ中にワンアクションで切り替えられるのだが(これはいいアイデア)、アシストOFFにすると三人称視点を強制される(まさに悪夢)


      • 三人称視点といってもただの三人称視点じゃない。端的に言うと、画面の向こうの空間を飛行するラジコンを操作する視点だ。


        • ありえねぇ…しかもこれ強制なんだぜ…

        • 単純に操作しづらい、以外にも「視点が遠すぎて機体の向きすら掴みづらい」「臨場感皆無」など、欠点を挙げていけばキリがない。



      • ならアシストONのままやりゃいいじゃね?という疑問がわくが、ONでは機動性に大きな制約が加わる。体験版での敵機の機動性などからすると、対空戦闘はアシストOFF前提で設計されているように思える。



    • 大雑把に言うと「機動性が変化する」モード選択に「視点の選択」をリンクさせる仕様だってことだ。




とにかく「アシストOFF時は強制三人称」という仕様が全てを台無しにしている、というのがおれの印象。三人称視点が肌に合うひとがいるだろうことは否定しない。しないが、なぜ「強制」する?バカか…英語圏の連中もこれに不満を持つ層は一定数いるようで、対する開発側の見解がUbisoft - Page Not Foundにある。ちょっと訳してみる。









(snip)





われわれの「アシストOFF」モードはこれまでのフライトコンバットゲームとは全く異なるゲームプレイスタイルを提供します。このドッグファイトカメラは、この新しいスタイルをサポートできる唯一のカメラです。「アシストOFF」モードでわれわれが実装したいフィーチャーのいくつかは、「ドッグファイトカメラ」を通してしか提供できないものです。





・ターゲットと自機の両方を同時に見ることができる。これにより、敵機の起動を予期し素早く反応することができる


・飛来するミサイルが自機へアプローチする様子を見ることができる。そのため、プレイヤーはミサイルの到達時間を見積り、いつ対応が必要なのかを正確に判断できる


・自機の全ての動きを見ることができる。これは、他のフライトコンバットゲームでは決して見られなかった急激な機動を実行可能とする唯一の方法である





これが、なぜドッグファイトカメラが現状「アシストOFF」モードの唯一のカメラであり、今後もそうであろう理由です。このカメラは本ゲームデザインのコアであり、ゲーム体験を作りあげる本質的な部分なのです。




これらは、あなたが実際にゲームをプレイしてみればはるかに明確となるでしょう。ちょっと前にこれをプレイした GameSpyの連中のように:「空戦に対するHAWX'sのシネマティックなアプローチは、最初は手ごわいかもしれませんが、このモードでほんの数分飛べば手玉に取ることができるでしょう*1





とにかく、これから数週のうちにはデモがリリースされるので、あなたは自身で体験し、自身の意見を持つことができるでしょう。





(snip)








これに反論することは容易だが*2、いまさら言ったところで意味がない。これだけの思い入れが彼らにはあるのだから。


ちなみに、元記事には結構なコメントがついており、その多くは「そうは言っても通常視点がいいよ」というものだったりする。また、公式掲示板でも同じような意見が多い。もちろん、これを評価しているひともいる。まぁ、プレイヤーの言うがままにしたゲームは大抵失敗するものだし、開発者の拘りも重要だが、これはちょっと…とはいえ、あっさり発売日買いするかもしれんがね :p




*1:ここ超適当。原文は「you could be juking and jiving with the best of them」


*2:すくなくとも、ここに挙げられた3点は全てコックピット視点でも問題がない、ということは言えるし、体験版では「その唯一のカメラが思ったようなアングルにならない」など、このメリット以上のデメリットを感じる。というか、メリットを享受できるレベルに達していない





2007/11/03

ACE COMBAT 6



えーと、最近のACの傾向をそのままにHD化した、というのがとりあえずの感想。やや物足りないけど、まぁACってこんな感じだよなぁ、てな感じ。




  • グラフィックは綺麗。で、割と凝ってるところもある。Mirage2000の前縁スラットが機動に合わせて動作したりしてる。雲の表現は素晴しい。反面、HUD表示が状況によっては非常に見辛いことがある。輝度調節などできればよかったのだけど…

  • シナリオはまだキャンペーン途中のため保留。でもACとしては抑え目というか、ハリウッドっぽさがないというか、まぁ個人的には嫌いじゃない。AC5みたいなベタベタなのもあれはあれでいいけどね。

  • 戦闘は両軍とも大量のユニットが存在する戦場をいい感じで表現しており、次世代機パワーを感じさせる出来。でもさ、ちと対地任務が多すぎやしないかい?

  • そういや機関砲による攻撃の命中判定がこれまでに比べめちゃくちゃ甘い。命中判定じゃなくて破壊力がやたら上がったのかもしれないけど、簡単に墜とせる。


とりあえずこれまでのシリーズは(PS1,PS2でリリースされたものは)全てプレイしているけど、そろそろドラスティックな変化があってもいいんじゃないだろうか。元フライトシムオタとしては、もっともっとリアリティ志向ってのもありじゃないか、と思ってたり。Forza2だって、あのストイックな作りの割には多くのプレイヤーを虜にしているわけだし。あと、Forza2やHalo3のようなWebとの連携ってのも考えてほしかった。


この作品だけでこんなこと言うわけじゃないのだけど、欧米メーカーとの差を感じてしまう。ここでいう「差」というのは技術力ではなくてそれ以外の部分。ユーザに対し、何をどのような形で提供するか、ということに対する意識の差、みたいなものを感じる。


未だに洋ゲーに対し「大味」だとか「FPSに代表されるドンパチ系しかない」程度の認識でいる人がいたら、ちょっと改めた方がいいかもよ。





2007/07/11

Ace Combat 6



本日体験版がリリースされてたので即ダウンロード。


うん、完璧に正しい次世代機版ACになっていた。美しいシーナリーの上、大量の機体が飛び交う中を駆けるのは快感。このクオリティで32人対戦とか目指してるって、実現したら凄まじいことになりそう。つかVCでその気になってテンション上げまくる奴いるだろうなぁ。ま、俺はベストガイごっこをする予定だが(笑)


購入はハナから決定事項だったのだけど、これはスティックごと買っちまうか?