http://www32.atwiki.jp/arma2dayz/
てことで、ここに書こうと思っていたネタはwikiの方に書いていくことにする。というか書いている
http://www32.atwiki.jp/arma2dayz/
てことで、ここに書こうと思っていたネタはwikiの方に書いていくことにする。というか書いている
DayZは基本的に自由である。何をしてもいい。ゾンビの群れが徘徊する土地で生き延びること(だけ)が目的となっているが、実際のところこれだってあってないようなものである。
たとえば、市街地でゾンビに見つからないように物品を漁っているプレイヤーのそばを、ゾンビの群れを引き連れて駆け抜けたって構わない。もちろんそのプレイヤーもゾンビに見つかってしまうだろうがそんなことは知っちゃこっちゃない。自由なのだから。もっとも、自分も死んでしまう可能性が極めて高いが、それだってこっちの自由だ。
そんな自殺行為でなくてももっと直接的に、出会ったプレイヤーを片っ端から銃殺してやることもできる。
さて…
このように自由なDayZであるが、このままでは破綻するかもしれない。善行に対するインセンティブがほぼ皆無、かつ悪行へのペナルティがほぼ皆無だからである。ただでさえアポカプリティックな世界観で絶望的な状況、仮にこれがゲームではなく現実であったとしても人は簡単に「転んで」しまうシチュエーションだろう。ましてや社会的な制約もなく、心理的な障壁も低いゲーム内ではなおさらだ。
「いやいやいや、そもそもDayZはそういう世界観だからそれでいい」という意見はあるだろう。ただ、徒党を組んだ悪党がサーバを牛耳ってしまう、という状況に陥りうる作りなのは確かで、最終的には「わかってる連中(≒ちゃんとロールプレイ的に行動する人間)だけでプレイすれば楽しいが野良では遊べたものじゃない」ゲームになってしまう可能性もある。最初から全てのプレイヤーが信用できないという前提で行動するしかないのなら、このゲームは「フィールドがバカみたいに広くて食事だの何だの面倒付きのfree for all(bot入り)」に成り下がりかねない。
もちろん、このゲームはまだアルファ版という位置付けだ。開発元はこんな浅慮などとっくに検討済みで、違う未来が描けているのかもしれない。まだゲームとしてのバランスなんか後回しで、サンドボックスとしての完成度を上げたいというのが実際のところ、という気もする。そもそも、アルファ版にも関わらず昨今の「クローズドベータ」「オープンベータ」実施ゲームと比較してもかなり遊べるものになっていることで、プレイする側がちょっと高望みをしているのかもしれない。今は、その世界観に浸りながら色々変更、改善されていく様子を楽しむ、くらいのスタンスでいるべきなのだろう。
Diablo3とマイクラだけでも大変なのに、DayZなんてものを見つけてしまったせいでおれのゲームライフは完全に破綻寸前なのだが、DayZについて言うとプレイ時に参考になる日本語情報が少ない。もちろん、せっかくのオープンワールドマルチプレイゾンビモノ、好きなようにプレイするのが一番なのかもしれないが、おれのようにマニュアルがないと手が震えるタイプの人間にとっては大変こころもとないのである。
そこで公式フォーラムを見てみたら[GUIDE] Newbie Survivorなるスレッドが立っていた。初心者ならとりあえず読んどけってことらしいので、自分のために日本語にしてみようと思う。日本語wikiが充実するまでの繋ぎにでもなれば幸いである。ただし、けっこうな分量があるので何度かに分けて投稿する。今回は頭出し、ということで序文、目次、および「Quick Start」まで。
以下お約束:テキストは無許諾で垂れ流すものであり、突然何の告知もなく削除される可能性がある。また、内容の妥当性その他に関し一切保証しない。怪しい記述などがあった場合、各自原文に当たっていただきたい。
目次
新しくゲームを始めると、もっとも近い「略奪場所」(市街地や建造物)に辿りつくのに十分な量のアイテムを持った状態でスタートします。
もしサーバが夜だったら、「F」キーを押して装備をサイクリックに変更し、フレアを選択します(フレアをバックパックにしまっていないことを確認してください)。この状態で左クリックすると、フレアを投げて周囲を明るく照らします。落ちているフレアを視界中央に捉え、マウスホイールを使うことにより拾ったり消したりすることもできます。cem lightも利用できますが、夜間は(特に遠距離からでも)、他の人間やゾンビからもフレアを視認することができることに注意してください!
あなたのスポーンポイントはマップ南部もしくは北部の海岸です。ここがあなたのリファレンスポイントとなるでしょう。北へ向かうには海が右手方向に見えるように、南へ向かうには海が左手方向に見えるように立ち、街や村に辿りつくまで走りつづけてください。
到着したら、侵入できる建物を探してそのエリアを歩きまわり、アイテムを漁ります。見つけられるアイテムの多くは屋内にあります。地面に落ちているアイテムもあるので見逃さないようにしてください。
自分がいる街の名前は、町外れにある道路標識や駅の看板などを見れば簡単にわかります。(curiosity of "nuttex")
深夜にコンパスがなくて方角を見失ったら、以下の方法で北を知ることができます。
Arma 2 - Northern Star (訳注:日本国内からは視聴不可。たぶん内容は「北斗七星(またはカシオペア座)を見つけて北極星をさがそう」だと思う…)
自分の環境では北斗七星を見られるようにするためには、設定でガンマ値を落とす必要がありました。いったん見つけてしまえば、北極星が海岸(夜間でも周囲が見やすい)へ戻る助けになることは明白でした。(curiosity of "Mr.Nicklebe")
Section Last updated 5/2/2012 1019est
本当は、Diablo 3かマインクラフトのことを書くつもりだった。しかし、こんなMODの話を聞いてしまったので書く。
ArmA IIというゲームがある。これはFPSなのだが、流行りのタイプとは違い「リアル」を売りにしている。そのゲームのMODとしてアルファ版が公開されているのがこのDayZだ。
公式ページの冒頭部分に書かれていることを日本語にしてみた。
チェルナルースへようこそ。ここは旧ソ連に位置する225平方kmのオープンワールドであり、正体不明の新型感染症により、住民の大部分が消えさった場所だ。きみは数少ない生存者の一人であり、命を奪われないよう必要な物資などを集めるため、荒廃したこの土地を探索しなければならない。
一人で、友人とチームを組んで、何としても生き延びるため、自分の選んだやり方でこの厳しく荒涼とした土地に挑め。これがDayZ - きみの物語だ。
この土地には「かつては人間であったそれ」、ゾンビが大量に蠢いている。そんな環境で生き延びるため、他プレイヤーと協力したり殺したり、とにかくどんな手をつかってでも生き延びるのがこのゲームの目的となる。ゾンビ物はまあ星の数ほどあるわけだが、ここまで突き放した設定のマルチプレイゲームをおれは他に知らない。ArmA II(正確には拡張版Opperation Arrowheadを含むArma II: Combined Operation)は既に持っていたので、軽い気持ちでプレイしてみた。
…これはキツい。最初に持っている装備品じゃまるで足りないので市街地で物品を漁る必要があるのだが、そこにはゾンビさんがたくさんおられる。彼ら、基本的にはどんくさい上、視覚が鈍いのだが聴覚が鋭い。で、こちらを見つけるといきなり機敏な動作で襲いかかってくる。それに対抗しようと拳銃ぶっぱなすとその音を聞きつけて周辺のゾンビさんが大挙して襲ってくる。自分以外のプレイヤーも問題だ。こちらを見つけ次第ぶっぱなしてくるアグレッシブな奴もいれば、フレンドリーを装って騙し討ちする奴もいる。敵対こそしないが瀕死のこちらを放置して死ぬのを待つ奴もいる(もちろん死んだ後の遺留品が目的だ)。なんというウェイストランド。
まだアルファ版ということで荒削りな点は多いし、人は選びまくるがコンセプトは大変興味深いゲームなので、ArmA II持ちは是非。
PCでゲームをする人間にとっては「悪魔の箱」であるスチムー。日々「なんか面白そうなゲーム出てないかなあ」とおすすめアイテムのところを眺めているのだが、そこで見つけたのがこれ。
現在開発中で、今年夏のリリースが予定されているのだが、pre-purchaseすると現状のアルファ版および今後のテストバージョンをプレイすることができる、ということで気がついたらポチっていた。
で、これがどんなゲームかというと、いわゆる「4X」と言われるジャンルのゲームだ。ゲームの要素となっている「explore, expand, exploit, exterminate」の4つのXからそう呼ばれていて、探索(explore)して自国領域を拡大(expand)、それと並行して開発を進め(exploit)、敵対勢力を根絶やしにしちまう(exterminate)、そんなジャンルである。このジャンルの頂点に君臨するのは「Civilization」で、正直うだうだ説明するより「Civみたいなゲーム」って言うのが手っ取り早かったりする。
Endless Spaceはその中でも宇宙が舞台のSFモノである。「Sid Meier's Alpha Centauri」「Galactic Civilizations」「Master of Orion」「Sword of the Stars」など、割と名作が揃っていたりする。
で、そのアルファ版を実際にプレイしてみたところ、4Xの基本的な要素はちゃんと押さえられていた。開発元が明言している通りバランス調整やAIの挙動はまだまだって感じだが、普通に遊べる。戦闘があっさりし過ぎなのは人によっては大きな減点要素かもしれない。
ゲームマップはこんな感じ。銀河の形状や広さは変更可能。あと、銀河の「年齢」も設定できる。これは、生成される恒星の型に影響を与える。恒星の型が違えばそれが持つ惑星の型も変わってくる。
それぞれの恒星はこのように惑星系を持っている。このゲームでは、星系から産出される4種類の資源、Food(食糧)、Industry(工業)、Dust(このゲームにおける貨幣)、Science(科学)を用いて自国を発展させていく。この星系は比較的恵まれた星系で、各資源ともそれなりの産出量を示している。
これがテクノロジーツリー全景。上下左右4つの分野にわかれている。
一部を拡大するとこんな感じ。これは軍事分野のテクノロジーツリーだが、依存関係が比較的シンプルな反面、何を開発すれば何ができるようになるかいまいち掴みづらい。まあ、初見でそんなもんわかるかっつー話もある。
他勢力との関係図。交渉事もこの画面で行う。
戦闘画面はこんな感じ。戦闘は遠距離戦、中距離戦、近距離戦の3フェイズにわかれており、それぞれのフェイズごとにBattlecardと呼ばれるカードを選択する。
選択できるカードはテクノロジーの開発状況によって変わるが、たいていは「何かの確率を上げ別の何かの確率を下げる」という感じになっている。距離ごとに有効な武装が違う(遠距離はミサイル、中距離はレーザー、近距離は実弾系がそれぞれ有利)ので、積んでいる武装に合わせて有利な距離では攻撃的に、不利な距離では守備的に選択していくのがセオリーなのかな?
戦闘自体は「見てるだけ」。カメラ操作すらできないのは何とかしていただきたい。
こんな感じで進めていき、どこかの勢力が勝利条件を満たすと唐突に以下の画面に変わる。
残念ながら2位に終わってしまった図。「運があれば、お気に入りの従者という役割を見つけられるかもしれない」とか割と酷い扱いw。勝利条件は「領地拡大による勝利」「科学的勝利」「経済的勝利」「政治的勝利」「支配的勝利」「スコアによる勝利」がある。上図はAIが経済的勝利によって勝利した結果画面である。
こんな感じで、なかなかテンポもよく、たぶん値段分は遊べる感じになるんじゃないかなあ、と期待している。あ、あとこのゲーム、ちょっと面白い趣向があって、アルファ版プレイヤー(や公式フォーラム参加者)も開発に参加できる。といってもコア要素ではなく、船のデザインや勢力の紋章などをプレイヤーの投票で決める、といった程度である。正直、個人的にはさほど興味をひかれる話ではないが…