2008/04/23

ひどい記事を見た



Wiiは1台あたりのソフト装着数が少ない | デジタルマガジン


やぁ、タイトルがすごいね。でも、これの基になった、New Wii Games Find a Big (but Stingy) Audienceに書いてあるのはどうもそんな内容ではないっぽいぞ。要約すると、




  • Wiiのソフトセールスは確かにこれまでとは違っている。

  • (売上面で)トラブルに見舞われているサードパーティもあるが、全てのサードパーティが失敗しているわけではない。Ubisoftやハドソンなどはうまくやっている。

  • そのトラブルの原因の一部は、ターゲット層にあったゲーム、そして宣伝方法を採らないことにある。カジュアル層がターゲットなら宣伝もそれに合わせなきゃ伝わらないよ。


ってことくらいしか言ってないように思うんだけどな。この記事からどうすれば「従来のゲームユーザーを裏切った」だの「ゲームとしてもハードとしても欠陥品」(この言い回しもよく考えると全然意味がわからんけど)となるのかねぇ。スマブラXの売上推移もそんなに珍しいことではないんじゃないかな。ある程度評価の定まったタイトルの続編であれば初動型になる、というのはむしろ理屈からもわかりやすい流れでは?結局、元記事から都合のよい(=任天堂にとって都合の悪い)ところを抜き出して、時に意図的な誤読、誤訳をしながらでっち上げた、って感じね。

まぁ、なんつーか、ゲハ板に帰れ、っつーのが俺の感想。物書きさんらしいが、自分の主張の補強のためにこういうやり方をする奴が書くモノを誰が信用するのか、って話だ。もっとも、先に言ったように俺は英語がよくわからないので、元の記事も実はネガティブなニュアンスに満ちているのかもしれないけど*1


とはいえ、俺もWiiのゲームにはイマイチ適合できないオールドタイプなのよね。我が家のWii稼働率の低さは目を覆わんばかり。稼動時間の大部分は嫁さんのWii Fitという始末。画質にしても、SDとHDでは一部の人が大好きな「ゲーム性」とやらにダイレクトに関連すると思うし、コントローラにしてもポインティングはともかくモーションセンスって有効活用できる場面って結構限定されるだろう。いや、考えてみりゃそれは当然のことで、問題があるとすればそれを無理矢理使おうとしたソフトの側、か。




*1:たぶんそれはない





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