2012/04/12

Legend of Grimrock : ファーストインプレッション

てことで昨日深夜無事に(実はpre-order組はSteamがらみであまり無事ではなかった…)リリースされたLegend of Grimrock。就寝前に1時間ほどプレイしたのでとりあえずの感想というかウォークスルーというかそんな中途半端なテキスト。画像とかはそのうち。

オープニングはムービーなどはなく、グリムロック山の迷宮を探索せざるを得なくなるまでのお話が紙芝居的に語られる。この絵が雰囲気があっていい感じ。

ゲームスタート時には潜るダンジョンと難易度を選択する。現状ダンジョンは「Grimrock」のみだが選択可能になっていることで、公式DLCやMODでの展開が最初から考慮されていることがわかる。また、難易度はゲームスタート後の変更はできないので注意。

次にキャラクター生成。プリセットを使うか自分で作るかだが、とりあえず何でも弄り倒したいオッサンなので後者を選択。キャラクター生成は今時のゲームに比べるとかなりシンプル。種族は人間、ミノタウロス、リザードマン、インセクトイド(昆虫タイプのヒューマノイド、らしい)の4つ。職業はファイター、メイジ、ローグの3つ。

キャラクターのパラメータは基本能力値としてStrength、Dexterity、Vitality、Willpowerがあり、選択した種族によってそれぞれデフォルト値が設定されている。これにボーナスポイント10ポイント(固定)を好きに割り振ることができる。この基本能力値と種族からHealth(ヒットポイント)、Energy(マジックポイントだが戦士系職業の特技使用でも消費される、らしい)が決まる。

また、このゲームにはスキルシステムが存在する。キャラクター生成時に割り振ることのできるポイントは種族によって違い、人間は4ポイントだがミノタウロスは1ポイントのみだったりする。

上記に加え、TRAITというものがある。文字通りキャラクターの特色を表わすもので、AggressiveとかFist Fighterとか、Strong Mindなんてものが存在する。Fallout3にも似たようなシステムがあったが、あちらはどのTRAITにも必ず「利点/欠点」が存在するのに対しこちらは「利点」しかない、という違いがある。

こんな感じでキャラクターを4人生成して探索開始だ。前置きとかそういうものはいっさいなく、いきなりダンジョンに放り込まれる。すばらしい。壁に設置されたたいまつを手に取り、先へ進もう。

基本的には、コンセプトである「今の技術で(リーズナブルに)ダンジョンマスターを作ってみました」というものが実によく表現されている。グラフィックは現行のパワフルなゲームに比べりゃそりゃ簡素だが、ダンマス当時とは比べものにならないほど精細で、地下迷宮の暗くジメジメした雰囲気がよく出ている。それは登場するモンスターも同様で、最初に現われる巨大カタツムリの質感がけっこうキテる。

操作は基本WASDベースのキー操作、攻撃その他はマウスで行う。移動については矢印パネルを表示してマウスオペレーションも可だが、正直難度が相当上がると思われるのでお勧めしない。このゲーム、戦闘時はヒット&アウェイが基本になるので、移動をマウスにしているとかなり辛い。

その戦闘だが、バランスは結構キツめである。休息することでHealthもEnergyを回復できるのでついノーガードで殴り合いたくなるが、囲まれたらさすがに死ねるし、敵が基本リスポーンしないこのゲームでそれをやると後で食糧難に陥ってそれこそ詰む可能性が高い。そう、書き忘れていたがこのゲームには食糧の概念が存在する。入手法は落ちているものを拾うか、敵からのドロップであり、つまり敵がリスポーンしない以上入手できる食糧も有限、ということだ。

とりあえず1時間で最初のフロアを踏破し、次のフロアで全滅するw、というところまでプレイできた。仕掛けは結構多く、最近のゲームのように重要なオブジェクトが強調表示されたりはしないので、この手のゲームに慣れていないといきなりハマるかもしれない。少なくとも1階には「詰む」ような仕掛けは存在しなかった(と思う)ので、ここで勘所を掴んでおくとよい、たぶん。

こんな感じで、ちょっとプレイした限りでは当初期待していた通りの出来だった。海外レビューがどれも「難易度キツいぞ覚悟しとけ」的論調だったので今後が心配ではあるw

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