2012/04/03

新・光神話 パルテナの鏡 : 神器漁りは茨の道

このゲームでは武器のことを「神器」と呼ぶ。これは、ストーリーモードの各章の宝箱や敵ドロップとして入手できるし、マルチ対戦をすることでごほうびとして手に入れることができる。また、パルテナ様からハートと引き換えに授けていただいたり、すれちがい通信でも入手することができる(この場合実際に入手できるのは「タネ」であり、神器にするにはハートが必要)。

さて、神器には9つのカテゴリがある。それぞれ「撃剣」「狙杖」「射爪」「神弓」「破掌」「巨塔」「爆筒」「衛星」「剛腕」となっており、カテゴリごとに特徴がある。平均的に何でもこなす「撃剣」、遠距離に適性を示すが打撃には期待できない「狙杖」といった具合だ。各カテゴリには十数種類の神器が存在している。たとえば、「撃剣」には「最初の撃剣」「撃剣マルチシューター」「王者の撃剣」といったものがある。

で、神器にはその攻撃力を示す「射撃」「打撃」パラメータが存在する。星の数が強さを表わしているが、単純比較できるのは同一カテゴリの神器の場合のみである(星3つの神弓と巨塔が同じ攻撃力、というわけではない)。さらに神器には最大6つのスキルが付与されており、これがその神器を特徴づけている。スキルは「全防御+2」のように名称に効果の強弱を示す数値が付いている。場合によっては「ダッシュ射撃-3」のようにマイナスの場合もある。

これら「射撃」「打撃」「付与スキル」による神器の強さを示すパラメータとして「価値」がある。攻撃力が高いほど価値は高くなるし、付与スキルが多いほど、またプラス数値が大きいほど価値は高くなる。というより、むしろ価値がその神器の容量を示していて、それに入れられるだけの射撃、打撃、付与スキルが入っている、というのが正しい理解のようだ(桜井政博さんのツイートより)。

こんな感じなので、自分の好みにきれいにはまる神器を手に入れるのはなかなか至難の業である。おれは「月光の破掌」という神器が好きなのだが、これをたまたま拾うだけでもかなり運がよくないとダメ。さらに攻撃力が高くてスキルに恵まれてて…なんてのは正直無理ゲーである。

一方、神器は「融合」することができる。これは、2つの神器から新しい神器を作るというものだ。融合によってできる神器は、その基となった2つの神器の強さやスキルを受け継ぐ。自分の好みの神器を「拾う」だけで入手するのは前述の通り大変キツいので、融合には大変お世話になる。

しかし、融合の際には基の神器にないスキルが付与されることはないし、スキルが強くなることもない(○○○+1が○○○+2になることはない)。また、強いスキルほど受け継がれづらくなっている。結局よいスキルを持つ神器を拾い、これを基にしてよいスキルが受け継がれるように融合を進めていくという、なかなかに気の遠くなる作業が必要なのであった。

まあ、そうやって突き詰めていくことも楽しいのだけど、有り物でプレイを合わせてテキトーにというのも楽しいわけで、あまりそっち方面に舵を切るのはゲームの面白さをむしろスポイルしちゃうんじゃないかなあと思いつつ、貰った神器のスキル見て一喜一憂する毎日。

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