2008/10/15

TGS2008で見てきたゲームたち



とりあえず。

実際にプレイしてみたもの





バイオハザード5(カプコン)

入場後最初にプレイしたのがこれ。いや、狙っていたわけじゃなくてたまたまさほど並ばずにやれそうだったので、「後からすげぇ混みそうだから今のうちにやるか」的な感覚で並んだだけ。しかしこれが失敗。本当にやりたかったFallout3やFable2をやっておくべきだった…

ま、それはそれ。



  • とりあえず序盤の2ステージから選択できたので、まずは最初のステージを選択。

  • 操作方法をノーマルとシューター(よくあるFPS/TPSライクな操作が可能)の2タイプから選択できる。ここではシューターを選択。

  • ロードはそこそこ長いが、そこは現段階で云々する話ではない。

  • グラフィックは非常に綺麗。ちょっとびっくりした。たぶん30フレだが、ゲーム的に60フレを要求するものではないし、気にならない。MGS4もそうだが、このある種の繊細さは日本人の感性には合うんだろうなぁ、と思う。

  • プレイ感覚は「ああ、バイオってこんな感じだった気がするなぁ」というもの。って、これじゃわからんよなぁ…


    • 操作方法としてシュータータイプを選択したのだが、そこそこ違和感なくプレイできた。バイオにさほど拘りのないFPS/TPS好きならこれがいいんじゃないだろうか。ただし、走りながら方向転換ができない、というけっこう痛い制限がある。これがバイオの仕様なら仕方ないのだが、操作系の都合(走るボタンがAボタンのため、右スティックでの視点移動と併用できない)が理由なら改善すべき。LB/RBに振るなり、左スティック押し込みなりにするだけでいい。ま、製品版ではキーコンフィグできたりするかもね。

    • あと、視点移動時に妙な慣性がかかる(右スティックを倒すと視点が回転するが、この時の角速度が最大になるのにちょっとかかる)のは非常にやりづらい。なんでこんな仕様にしているのかは不明。

  • パートナーとしてシェバというお姉ちゃんが一緒についてくるんだが、体験版でプレイできる範囲では邪魔なだけだった(笑)。彼女が死んでもゲームオーバーだし…でも、ストーリー上は彼女との関係性がかなり重要になるっぽいし、アクセントという意味ではいいんじゃないだろうか。

  • 全体的に感触は悪くない。デッドライジングもそうだけど、洋ゲーっぽさをいい感じで取り入れることに成功していると思う。正直怖いゲームは得意じゃないので買う気なかったんだが、おそらく発売日に買うわ。

  • 並んだ列がシングルプレイの列だったのでCOOPは未体験なのがちょっと残念。

ワールドサッカーウイニングイレブン2009

次にプレイしたのがこれ。キャストのお姉さんに「おひとりですか?でしたら前の方との対戦プレイとさせていただいてよろしいでしょうか?」と聞かれたので承諾。Xbox360では米アカシルバーでPES2009体験版が落とせるので、興味のあるひとには実際にプレイしてもらうのが一番だと思う。以下、おれは前作を体験版でしかやっていない、という前提で読んでいただければ。



  • 相手がリバポを選択したので、それに合わせてマンチェスターユナイテッドを選択。

  • 戦術選択画面などでできることはこれまで通りなのかな?あまりちゃんと見ていないので断言はできないが…とりあえずデフォルトでテベス、ルーニーの2トップだったので、テベスをベルバトフに変更して試合開始

  • プレイ感覚も前作とそう大差ないと思う。あ、前作っつってもおれは米アカで配信されたころの体験版しかやっていないので、あれから大幅な変更があったのならこの限りではない。

  • ただ、全体のスピード感は落ちている。前作のテンポが速すぎるのであって、これでもまだ速いくらいだとおれは思うが、FIFA08を「モッサリ」「爽快感がない」と評する向きには改悪、とみなされるかもしれない。

  • 対面するDFに対し背を向けるだけで身体を入れてボールキープしてくれる。また、プレスボタンによるプレスが弱体化しているので、スペースを埋めたりパスコースを切るようなディフェンスをしないとなかなかボールを奪えない。これはいい感じ。□プレスにしろ×プレスにしろ、使うべきタイミングで適切に使う必要がある。

  • 対戦っつーことで正直よくわからんが、AIもそんな進化した、という感じは受けない。印象的には、ややフリーランを積極的に行うようになったかな。理不尽に破綻しているところはなかったように思う。


    • あ、一点。上記「積極的」と関連するかもしれないが、DF、とくにCBがラインを崩してボールホルダーへアタックするタイミングがやたらと早かった。リオ・ファーディナンドとヴィディッチがまるでシソコのようにボール狩りに飛び出していくので、それのフォローをしてやらないとラインの裏が狙われる。二人同時に出ていくことはないので破綻しているわけではないのだが、個人的にはPA前までラインを極力崩さないのが好みなのでちと辛かった。この辺、意識を守備的にするなどで調整可能ならいいんだけど、そこまで試せてはいない。

  • グラも前作と大差ないように見えた。ゴール後のリプレイでの極端な処理落ちは軽減されていた。

  • が、モーションがちょっと酷い。猫背でどたどたひたひたとライン際を駆け上がるクリスくんは見たくなかった。この辺はFIFAの方がかなり先を行っている。

  • まぁ、よくもわるくも完成されたシリーズなので、これはこれでアリかもしれない。とはいえ、前作でFIFAシリーズへ乗り換えたユーザが戻る要素は残念ながら皆無、といっていいと思う。

FIFA Soccer 09

ついでこれ。おれはFIFA08からこちらに転向したので、どうしても期待はこちらへの方が大きい。てことで、記述に偏りがあったらごめんね、と。



  • UIは08とほぼ同じ。ウイイレとは設計思想からして別なのでアレなのだが、この辺はウイイレの方が直感的だと思う。向こうの連中はメニュー部分も含めてシームレス的なものへ向かっているようだけど、それがいいことだとは思えない。どうせならBRAIDくらいまで推し進めてくれればデザインとして評価できるのだけど。

  • とりあえずおれチェルシー、CPUレアル・マドリーで開始

  • こちらもプレイ感覚は前作と大差なし。ただ、ゲームのテンポがやや速くなっていたり、細かい部分では結構変わっているような感じ。これまではウイイレに比べ選手が滑る感覚があったのだが、これが軽減されていた。また、選手同士の衝突処理をクソ真面目に行っているのが前作では裏目に出ていた面があったのだが、それも改善されているようだ。

  • AIはたぶんウイイレよりいい感じ、といって悪ければおれ好み。基本的には前作の延長線上ではあるが、あえて言うのなら昔一部のサカゲー好きに絶賛された「フッキン」に近いのかな、と思う。あれほどとんがってはいないが…ただ、GKがややバカなのは改善されていなかった。

  • ゴール後のパフォーマンスを操作できるのだが、こんなもんはイラネ。オン対戦で失点した時に、人差し指を口に当てるパフォーマンスを連発されたらかなりイラつくだろうなぁ、これ(笑)

  • で、EAブースでは脅威の10vs10対戦のデモが行われていたので迷わず参加。CPU対10人参加でのデモっぽい。こちらチームはマンチェスターユナイテッド固定

  • 選手は好きに選んでいい、とのことだったのでスコールズあたりに…と思っていたら既に取られていた。仕方ないのでクリスティアーノくんを選択。

  • プレイ感覚は5vs5のそれとよくも悪くも大差ない。ただし、この環境はネットワーク的にかなり恵まれているはずなので、実際どうなるかはわからん。先行入力気味に操作しないとダメなのも前のまま。

  • しかし、プレイヤー全員を人が操作している、というのはこんなことを吹き飛ばすほどの魅力に溢れている。


    • たとえDFが全員サッカーにはあまり詳しくなくて上がりまくり、右ハーフのクリスくんが最終ライン貼り付きでフォローしなければならなかったとしても…

    • 一度右サイド深くでボールを受けたとき、スキルムーブで対面を外してクロスを上げたときの軽いどよめきは快感だった。


      • まぁ、逆に中盤で悪いボールの取られ方したときの空気は耐えがたいものがあるが…試遊機がPS3でコントローラが…と言い訳したところで誰も聞いちゃいねぇ。

    • 自分が列に並んでいるとき、ゴールを決めた奴がノリのいい奴で振り返ってガッツポーズしたりといい盛り上がり方だった。

    • ただ、この楽しみを家庭で享受するにはVC必須。また、楽しみと同じくらい不快な目に合うことを覚悟する必要もある。あとは英語圏の人間とごく簡単なコミュニケーションが取れるのなら絶対に楽しめる。

  • てことで、今回もウイイレではなくFIFAを購入することになると思う。

Tom Clancy's End War

現代戦RTS。コンシューマ機でRTSというのは(主にコントローラの制約から)結構デザインが大変そうだな、と思ったが…



  • 敵2部隊を撃破する、というのがデモ版での目的だったので、RTSとしてどうか、というところまではわからなかった…

  • 音声認識による部隊操作が売りのひとつであるが、ちゃんと認識さえすればけっこう使えそうな感じ。ただ、おれの声はもともと音声認識系のものとは相性が悪く、また会場がかなり騒がしいせいもあって認識精度は微妙だった。これは十字キーをつかっての指示も可能なのであまり問題ではない。第一、家庭でTVに向かって「部隊1、攻撃、エネミーワン」とか言うのはかなり敷居が高いだろう。その敷居の高さVCの比ではない。

  • ほとんど事前情報もなくいきなりゲームプレイさせられたので、戦場全体のインフォメーションなどがちゃんと得られるインターフェイスだったかまでは気が回らなかった。が、さすがにこのレベルで問題のあるデザインにはしないだろう。そう思いたい。

  • 雰囲気やゲームの題材は好みなので、たぶん買う。

見ただけ、のもの





Fallout3とFable2はZ指定ゾーンに隔離されていたので見ることができなかった。ま、Xbox LIVE!でトレイラーその他を落とせるのでいいや、みたいな。

ラストレムナント

JRPG。



  • 綺麗。かなり綺麗。


    • でも戦闘時の処理落ちは多め?

  • 戦闘システムはかなり凝っている模様。


    • いまさらシンボルエンカウント方式かよ、という気もしないでもないが、それはそれ。

  • いかにもスクエニ風味なグラだが、下手に「ファイナルファンタジー」を名乗っていない分、おれのようなオッサンには抵抗が少ない。買っちゃうかも。

スターオーシャン4

JRPG。



  • 綺麗。すげぇ綺麗


    • これは正直すごいと思った。

  • 見た感じでは、ラストレムナントよりもスムーズに動いていた。

  • キャラデザインは大嫌いだが、思ったよりSFっぽい作りになっているようでちと困った。たぶん買う。

Tom Clancy's H.A.W.X.

フライトシューティング。



  • これなんてエースコンバット?


    • つか、エースコンバット以上にカジュアルな出来な気がする。

  • なぜヒコーキものに三人称視点を導入する?しかもこの視点でないとできないことがあるとかないとか…

  • もうちょっとシム寄り(PCシムでいうとJane's USAFあたり(古いよ)かな)のものを想定していたのだけど、このライトさは想定外だった。

  • 予算に余裕がなかったら普通に見送りかなぁ。体験版が出たら改めて評価しようと思うが…

ミラーズエッジ

FPS(?)。



  • やたらビビッドな、色温度高そうな画面が新鮮だった。

  • また、ブラーをうまく利用している印象。FPS視点でパルクールもどき、というアイデアの斬新さもあって、これは購入リストに載せる。


    • ただし、アイデアの斬新さとゲームとしての面白さが別なのも確かなので、ギャンブル度が高いというのはある。

プリンスオブペルシャ

往年の名作再び。



  • こちらもグラが印象的。トゥーンシェーディングっぽい処理をしていてきれいだった。

  • ゲームデザイン的にはICO、およびワンダと巨像の影響をやや受けているように思う。まぁ、コンセプトとしてあそこまでの斬新さや思い切りはないのだろうけど、面白ければそれでいい。


    • と思ったらデザイナー本人がこの記事で「影響受けてるよ」って言ってた(笑)。そうか、「大神」もか、なるほど。


      • しかし「ただ、ICOの好きじゃない部分としては、いや、ICOで変えたいと思う部分は、パートナーである女の子が黙ってついてくるだけでまったく役に立たない、ということだね。」という発言については断固抗議したい。あれが、あれこそがICOをICOたらしめる重要なファクターなんだぞ。まったくもって信じられん。


        • やべぇ、ICOやりてぇ。

ストリートファイター4



  • おれは格闘ゲーよくわからないのだが、後ろで見ている限りではゲーセンと同じようにしか見えない。VF5もすごいと思ったが…

  • これもグラに特徴があっていい感じ。トレイラーもいい出来だったしなぁ。

バンジョーとカズーイの大冒険:ガレージ大作戦



  • これはあれか?パネキットみたいなものか?部品を組み合わせて飛行機を作り、飛び回っていた。

  • 体験版をはげしく所望する所存である。

アイマスSP



  • PSPであんなにスムーズに動くとは…かなり衝撃的。

  • そんなに興味がないのに買ってしまいそうなおれがいまここに。

  • 未だに貢ぎ物を献上する層が多数いることがわかった。




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