前エントリに飯野氏本人からコメントがあって軽くビビるが(わざわざありがとうございます)、そんなことは気にしないそぶりで書いてやる。
とりあえずレベル2までクリア。いや、これはたのしいぞ。前エントリに書いたように、ロジカルに難易度が上がっていくというより、制限時間が短くなったり色々な縛り(さまざまな特性を持ったキューブが出現したり、「シロニンゲ」なるイレギュラーな存在が生まれたり…この調子だと、この先もいろいろ仕掛けてありそうだ)が加わることで難易度を上げていくゲームだった。
やぁ、これよくできてるわ。うまくハマると,完璧にバランスのとれた2点にニンゲを投入→こいつらが動きだす前に次の2点(これもバランスが取れた2点)に投入、ってのをクリアまで続けられる…ことはほとんどないのだけど(笑)。でも、それに近い形でクリアできたときは脳汁がいい感じに分泌される。ただ、ゲームとしてタイムアタック的な要素はほぼ無視されており、タイマは単に時間制限としてしか機能していない。重要なのはニンゲのバランスをちゃんととってできるだけ多くのニンゲを終了時に残すことなので、遊び方もそれに合わせて考える必要がある。クリアだけなら力押しでも何とかなっているが…それに、今後より難しくなってくると制限時間も短くなり、おそらくはRTS的な忙しさになることが予想できるので、それはそれでおれには高いハードルかもしれない。
そういえば、飯野賢治氏本人のインタビューがあったのでリンクしておく。
Game Developers Conference 2009現地レポート-GAME Watch
これを読むと、おれはいい感じで開発コンセプト通りに楽しめているなぁ、という感じを受けた。
ただ、気になる点もないではない。
- クリア後キューブが追加されるあたりの演出がかったるくなってくる。
- 視点の回転が90度単位なので、たまにニンゲを置きたい場所に置きづらいことがある。
とはいえ、前者は「あの程度のデモ飛ばしてカリカリやるゲームじゃない」と言えばその通りだし、後者も大した問題ではない。wiiゲーの常で、プレイ動画見てるだけではなかなか面白さが伝わらないとおもう*1ので、とりあえずwiiを持っていて、最近やるもんねぇなぁ、ってひとは落としてみるとよいよ。これで1000円なら安いものだ、とおれはおもう。
>うまくハマると,完璧にバランスのとれた2点にニンゲを投入
返信削除あれ気持ちいいでしょ。
それを連続4回とか5回とか。(-:
もうちょっと上手くなると、そういうの、まだありますよ。
必然的に、必要になってくるわけですが。
>クリア後キューブが追加されるあたりの演出がかったるくなってくる。
これは悩んだりもしたんですけどね。
なんですが、あれでゲームのテンポを作ってるんです。
このあたりは、昔のゲームデザイナー、ですかねー。仕方ない。
>視点の回転が90度単位なので、たまにニンゲを置きたい場所に置きづらいことがある。
うまいこと、悩んだ箇所を当てますね。
あれ何度も作り直してるんです。
自動で「ここだ!」という場所がよいか、90度ずつ回すのがよいか
180度から90度動かすか……など、何度も。
で、どれもプラス面、マイナス面あって、一番、プレイに慣れれば
マイナス要素がないものを選びました。
押すたびに、どうなっているかわかります?