2008/05/02

同居人が手術を受けた



といっても嫁さんではない。飼っているペットの話。


うちはおれ、嫁さんともに人間のガキさまは苦手だが、その代わり愛玩動物は好きで、現在うさぎx1、フェレットx3、セキセイインコx1という陣容となっている。当然うさぎとフェレットは完全隔離で、平穏な日々が続いていた。


ところがフェレットの1匹(♀、4歳)に1~2ヶ月前から脱毛、食欲亢進などの症状が表れ、獣医さんに見せたところ「おそらく副腎腫瘍だろう」とのこと。これはフェレットには特異的に多い疾患で、基本的には外科治療を必要とする。年齢的にもまだ手術に耐えられるだろう、ということで迷わず手術を選択した。


というのが2週間ほど前で、実際の手術は昨日行われた。開始前と終了時に電話を貰えるという話で、開始の電話が21:00ごろ。他のいたちが手術を受けたときの経験上、おそらく1時間程度で終わるだろう、と見積もっていた。


で、その見積もり通り22:00過ぎくらいに電話があったのだが、その電話の内容が「副腎腫瘍は予定通り切除したのだが、閉じる前に腹腔内をチェックしたところ胃に異物が見つかった。摘出してよいか?」という想定外のもの。フェレットの誤飲は時に致命的なものであり、無症状の段階で見つかったのは僥倖としか言いようがない。当然摘出をお願いした。結局、手術終了の電話が来たのは開始から2時間ほど後だった。


そして今日、様子を見に動物病院へ行ってきた。以前他のフェレット(これはもう故いたちなのだが)が手術を受けたときは割と弱った様子で「ああ、やっぱり手術っつーのは大変なんだな」と思った記憶があるのだが、今回受けた子は開腹したとは思えないほど元気だった。縫合箇所が裂けるのではないかと心配するくらい。とりあえず一安心しつつ獣医さんの話を聞いた。内容はこんな感じ:




  • 肥満傾向の子なので手術が大変だった。脂肪を掻き分けながらの手術だった。

  • 副腎腫瘍は術前の予想より大きかったが摘出。病理に出す。

  • 胃内異物はこれ(といって実物を見せられる)。20mm x 10mm 程度のゴムシート状のもの。おれの想像よりはるかにデカいものがそこにあった。誤飲自体、完全に飼い主の落ち度である。帰宅後嫁さんの捜索により、これがカーペットの滑り止めテープであることが判明。まさかこんなもんを…

  • 手術に時間がかかったこと、脂肪をはがしながらの手術だったことなどもあって、覚醒後痛みを感じていたようだが、鎮痛剤でコントロールし寝られたらしい。あとは見てのとおり元気。

  • 今の様子だと、5/4には退院できると思う。


術中に撮った写真を見せられながらの話で、おれは全く平気なのだが卒倒する飼い主もいそうだな、と思う(笑)


おそらく縫合不全でも起きない限りもう安心していいのだろうけど、胃を開いているため完全に回復するまで流動食での生活になるんだろうな。食べることが何より好きな子なのでちょっとかわいそうだがまぁ仕方ない。


回復したら次はダイエットだ。つってもなぁ、別に与えている量が多すぎるわけじゃないんだよなぁ…


最後に、以前ニコ動に上げたフェレットの動画を。今回手術した子は出ていないのだけど(笑)


フェレットvsプーさん(?)


じゃれあうフェレット


まぁなんつーかバカっぷりが伝わればいいなぁ、と。





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