2008/01/26

SDキャプチャ環境



と、先週はForza2リプレイのキャプチャでずいぶん楽しんだのだが、その環境についてメモっておく。この手のネタはもうあちこちで語られているが気にしない。


ノートPC編


とりあえずお手軽だったので、ノートPC(Sony VGN-T90S)でやってみた。キャプチャには MonsterVR Mobile を利用。これはPCMCIAカードタイプのハードウェアMPEG2エンコーディングキャプチャ。入力はコンポジット、S端子が可能なやつ。ノートだから場所を問わない、つまり延長ケーブルとかいらん、というメリットは非常に大きいが、問答無用でエンコードしやがるので画質はそれなり。ニコニコに上げる際には再エンコードが避けられないので、とくにブロックノイズがやや多くなってしまう、気がする。これでキャプチャしたものが以下(これまでの日記と重複しているが気にしない):


Forza2 Laguna Seca 3laps<br />Bクラス


Forza2 Bクラス鈴鹿タイムアタック へたれ版


Forza2 ドキッ!痛車だらけのNASCARレース Rd.1 NISSAN SPEEDWAY


あと、これはPCMCIAである以上逃れられないかもしれないが、カードが熱くなるのが怖い。気にしないわけにはいかない。


デスクトップPC編


で、だ。いいタイミングでPCを購入した。もとはといえば嫁さまのPCがあまりに型落ちすぎて(Thunderbird 1.1GHz、512MB RAM)、通常のWebブラウズですら体感で「重い…」という状況だった、というのが購入理由だった。が、自分のPCはそこまで重くない(AthlonXP 2800+, 1GB RAM)ことをいいことに、嫁さま資金に自分が追い銭をして自分PCとして購入し、旧自分PCを嫁さまへ…となった。「ひどい!」と思われるかもしれないが、嫁さまも「軽くなった!」と喜んでおられるので、断固気にしない。


購入したPCは Athlon 64 X2 4200+、2GB RAM のもので、こりゃPV4とかいけるんじゃね?と思ったが、入手が面倒なのと、ノートPCでのを見る限りSDでもそこそこの画質が見込めること、そしてなによりこれ以上金かけるのもアレだったのでありもののキャプチャボード、GV-MVP/RX3 で試してみた。


このボード、MonsterVR Mobileと同じくハードウェアMPEG2エンコードなのだが、DirectShowキャプチャソフトを利用すると無圧縮のデータを取ることができる。もちろんサイズは1GB/minを超える巨大なものとなるが、エンコードが一度で済むため劣化を抑えられる、に違いない。で、これでやってみたのが以下:


Forza2 筑波 4laps Bクラス


Forza2 ドキッ!痛車だらけのNASCARレース Rd.2 Motegi Super Speedway


う~ん、そう大きな差はないような感じだが気にしない。とはいえ痛茄子Rd.2は、Rd.1に比べて確実に向上していると思う。


とか言ってるけど


ここまで環境の違いだけに着目していたが、ニコニコに上げたものの画質に関してはエンコード方法がかなりのウェイトを占める。ただ、これについてはまだよくわかってないんだな俺。とりあえず、おそろしく参考になるのがニコニコ動画まとめwiki - ニコニコ動画まとめwiki。コーデックは基本On2VP6で、あとは映像ビットレートをどれだけ上げられるかの勝負、だと思う。上に上げたやつは音声にビットレート振りすぎなので(128とか96とか要らんだろう…)、次はそこをもうちょっと調整してみることにする。さらに、エンコードだの何だの言う前の段階も大変で、これまでその手の話に興味のなかった俺にゃ完全に未知の領域だった。機会があったらその辺のことも書こうかと思う。


まぁ、今後何かの間違いでHDキャプチャ環境ができたらそれはそれで楽しいのだが、SDでも割といける、というのはわかってもらえるかなぁ、と。もしSDキャプチャ環境があるのならとりあえず試してみるといいと思うよ。


追記


忘れていたが、XBox360のD端子ケーブルはコネクタ部分のスイッチでHD、SDを切り替える(HDでD端子、SDでコンポジットへ出力)ようになっている。このケーブルでSDキャプチャするには、このスイッチをSDにするわけだが、この時実はD端子側にも信号が出力されている。つまり、D端子を通常どおりTVに繋いでおけば、普通にゲーム画面が表示される(もちろん画質は落ちるが)ということになる。キャプチャだと、特にハードウェアエンコーディングの場合遅延から逃れる術はなく、プレイ中の動画をキャプチャするのには分配器などを利用するのだが、これだとその必要がない。S端子ケーブルの場合も同様で、S端子、コンポジットの両方に出力されている。





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