2010/01/04

去年買ったゲームを振り返ってみる(その2)



さてその2だ。PS3関連をつらつらと。


PS3


去年4月に購入してみたものの、ソフト購入本数はそれほどでもない。Xbox360持ちからすると色々と気になる点が多く、独占ソフトもあまり魅力的ではなかった。和ゲー好きなひとにとっても決して満足できる感じではないんじゃなかろうか、これ。てな感じで個人的にはがっかり感が相当強いが、ひとによってはまた違う感想を持っているのかもしれない。





龍が如く3

非常によくできた和ゲー。正直ヤクザゲーとしてはストーリーが破綻しているし、もうこの主人公がメインではネタ切れなのかなぁ、ともおもうが、ゲームとしてみればこれだけ盛り沢山の要素をうまいことまとめて仕上げてある、というのは単純にすごい。いい意味で予想通りの出来。どうでもいい話であるが、うちの嫁さんが去年一番ハマったのがこのゲーム。続編が3月に出るが、えらい楽しみにしている。





デモンズソウル

PS3というくくりを抜きにして、すばらしい、の一言。おれ的2009ベストゲー。フロムゲーによくある「徹底的な説明不足」がこのゲームに関してはプラスに働いていたように感じられた。薄っぺらいストーリーなどなくて、極端な話ひたすら死んで覚え、自分が上手くなるのを実感しながらレベルを上げていくだけ、といってもいいくらい。本当にすばらしい。個人的には、こういうとんがった和ゲーをPS3に期待している。海外での評価も高いようで、昨年度のBest role-playing gameを総ナメに近い状態となっていた。サイトによっては、Unchated 2を抑えBest PS3 gameに選出されるというありえないことに。こうなってくると今後の続編なども期待したいが…でもなぁ、SCEはこともあろうにこれのローカライズやらなかったんだよな。おかげで北米での発売はずいぶん遅れてアトラスから、という事態に。ファーストからのタイトルだったらもっと売れただろうし、もっと評判になっていただろうに、なぜだ…





塊魂TRIBUTE

うってかわってこちらはがっかり筆頭。Xbox360版を知る者にとっては、ステージやら何やらのバリエーションが増えただけの劣化版、としかおもえなかった。同時表示できるオブジェクト数の制約がキツかったのだろうと推察されるが、Xbox360版で感じられた「やたらめったらあるオブジェクトを豪快に巻き込む」楽しさは大幅にスポイルされてしまっていた。売上がよかったという話もあまり聞かないので、もしかすると続編はもうないのかもしれないが、もしあるのならそのあたりをぜひどうにかしていただきたい、とおもう。たぶん次もPS3でのリリースだろうから。





機動戦士ガンダム戦記

こちらもがっかりタイトル。いやね、ガンダムゲーに良ゲーなしなのはもうほぼ鉄板かなぁ、とおもうが、それにしてもふざけんな、と。叩かれるのを承知で言うが、すくなくともオンラインに関してはXbox360でリリースされたオペレーショントロイの方がよほど遊べたし「もうちょっとブラッシュアップしてくれたら良ゲーだったのに」という感覚を持てた。


未だに「ガンダムゲー」ってだけである程度の本数が計算できるのかもしれないが、こうやってブランドを磨り減らしていくのはもはやバンダイナムコのお家芸、という感じがする。そういう意味で、おれはもうこの会社には何も期待していない。80年代ナムコのあの感じだけ分離してくれねぇかなぁ。





Uncharted 2: Among Thieves

評判通りの出来で、クリアするまでずっといいテンションで楽しめた。やたらグラフィックの綺麗さばかりクローズアップされがちだが(これはいわゆるPS3 fanboyなひとたちに持ち上げられてしまったことが大きい。どのハードにもfanboyなひとはいるが、本当に邪魔くせぇ。ハードの存在価値なんて、どんなゲームがプレイできるかだろうに…)、インディジョーンズの後に乱発されたB級アクション映画のテイストを本当によく取り入れていた。日本語吹き替えもかなり高い水準で行われていて、この辺はさすがという感じ。ただ、結局のところただのTPSになってしまっていたのが残念。もうちょっと謎解き風味を想像していたのだが…そういう意味では、先に書いたB級アクション的テイストが合わないひとには凡ゲーかもしれない。





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