2008/08/11

思った通り言やぁいいのにね



「ニセ科学論議の違和感概要 」関連エントリ一覧 - PSJ渋谷研究所X(臨時避難所)


当初から追っていたが、真摯に対応された方々がバカを見る結果と相成った。おつかれさまでした。


ま、それはそれ。


おれがまだ高校生だったころ、オヤジが「理系は冷たい。夢がない」とことあるごとにほざいていたのを思い出した。当時はおれも今に比べればずいぶんピュアだったのでイチイチ反論していたが「ああ、このひとは自分が理解できないものだからこういう反応してるんだ」と気づいてからは全スルーするようになった。彼がそう思ってるだけなら無害だしね。それに、オヤジの望むレールに俺が全く乗ろうとしなかったから、余計に気に入らなかったというのもわかるので。


ま、それもそれ。


でも、科学者に対する批判、たとえばこちらのような福岡伸一批判記事に対しても、このような感想を持つひとがいる、というのは何というかこう…「デブにデブと言う」ことと「まともでない科学者にまともでないと言う」ことの区別すらできないのかこういうひとは…

こういうのを見ると、義務教育レベルで自然科学的な考え方をしっかりと教育する必要を感じる。「社会で役に立つか否か」で学ぶべきかどうかを判断したがるひとが割といる*1けど、そういう視点から見ても必要性は高いと思うよ。科学者たちに「徒労に終わるかもしれない、素人を相手にした説明」という余計なコストをかけさせる前にやるべきだ。




*1:おれはそういう判断基準はカスだと思うけどね。





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