言わずと知れた和ホラーゲーの最新作。おれは2作目の「紅い蝶」のみプレイ経験あり。かなり面白かったのだけど、これやたら怖いのよ。たぶんこの手のホラーゲーでは飛び抜けて怖い。なので、1、3作目は未着手。おれ怖いのホント苦手orz。が、うちの奥さんが怖いの大好き。最近一緒に遊べるゲームを買ってなかったので、思わず買ってしまった。あ、一緒に遊ぶ、っつっても「俺が操作、奥さん鑑賞」なんだけどな。で、数日プレイしてノーマルクリアしたのでちょっとレビューしてみる。クリア時間は12時間ほど。
- グラフィック
- 怖い。
- 暗い。
- 長く放置された洋館の雰囲気がよく表現されている、と思う。
- 医療施設らしく手術室、霊安室などもあってこれがまた怖い。
- ただちょっと粗い。PS2版、と言われても納得してしまう程度。この辺はXbox360に慣れてしまっている分割り引いて…
- 登場する女子たちがことごとく可愛い。何気にこれ大事。でなけりゃこんな怖いゲームやってられんorz
- サウンド
- 怖い。
- 5.1ch対応のはずだが、あまりの怖さにバーチャルサラウンドヘッドフォンではまだ未プレイ。たぶんショック死すると思う。
- SEと音声のバランスがかなりSEよりになっているので、音量設定を間違うと音で失禁するハメになる。
- 電話の声などがWiiコンのスピーカーから流れる、という小細工はいい感じ。ただこのスピーカー、質が悪いので音が割れる。
- ストーリー
- メインプロットは割と単純。
- とはいえちょっとわからない部分もあるので2周目ちゃんとプレイしよう。
- ノーマルエンドしか見ていないが、紅い蝶に比べれば後味は随分よい。つかこれに関しては紅い蝶がえげつなさ過ぎた。
- 謎解き要素についてはちょっと簡単すぎる。はっきり言って子供だまし。正直ガッカリした。
- せめて最初はもうちょっとぼかしたヒントを提示、それでプレイに詰まるようなら今回程度の「ほぼ答え」レベルのヒントを開放、という風にできないものか。
- 細かく章がわけられており、操作対象の人物が変わる(4人)。それぞれの繋がりがやや弱い気もするが、これはこれでいいのかもしれん。
- ゲームプレイ
- システムとしてはシリーズでほぼ完成されているので安心感はある。
- が、これまでのバイオハザード的視点からTPS視点に変更になっている。
- より主観に近づいたことで、移動速度の遅さがより目立つ結果に。せっかちなひとはイライラするかも。
- 反面、「怖さ」は増した。
- 戦闘は紅い蝶より相当楽、な気がする。
- しかも霊との戦闘などで得られるポイントをアイテム交換に利用できるので、体力回復アイテムの残量などほとんど気にせずいける。
- 謎解きのふざけた簡単さも含め、Wiiというプラットホームに合わせたのかもしれない。
- とはいえ、たぶんハード、ナイトメアモードで泣きが入るとは思う…
- Wiiコンによるプレイは個人的にはあまり好きじゃない。
- ポインティング(モーションセンスという噂もある)で視点上下、アナログスティックで左右、という操作系は実に微妙。慣れてからも違和感がある。
- Wiiコンを振ることで回避、はいい感じ。
- アイテムを取る際、位置判定が結構狭くて、どう見ても取れるだろう、って位置で取れないことが多い。
- 地味にストレス大
てな感じで、不満なところがないわけじゃないものの、値段分のモトは1周クリアで十分に取れた、と思える良作。基本的に飽きっぽいおれが普通に2周目に入ってるくらいだから、この手のゲーム好きならWiiごと買ってもいいんじゃないだろうか。Wiiなら邪魔にならんし(笑)
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